
すべての物事に感謝できる「心」をいただいた
森田さん
初めて支部会館に行ったときのことは、今でもはっきりと覚えています。ご信者の皆さんが、合掌しながら「ありがとうございます」というご挨拶で迎えてくれました。このご挨拶は今までに経験したことのないものだったので、とても違和感を覚えました。違和感というよりも、少し気味の悪さすら感じてしまったというのが本当のところかもしれません。
幼いころから身近にお寺があり、地域の集まりや通学の際の集合場所として、日常のなかにごく普通に宗教が存在しており、日曜日の朝は、お寺の本殿に集まってお経を上げ、住職の話を聞くのが常でした。当時はお題目ではなく念仏でしたが、このような幼少期を過ごした私にとって、同じ仏教なのにお唱えする言葉が違ったり、今まで聞いたことのない挨拶だったりと、こんなにも様子が異なるものなのかと思いました。もっとすんなり入っていけるものだと思っていたので、少し驚いたくらいです。
こんな強烈ともいえるお題目との出合いから15年以上たちました。函館支部や、全国のご信者、本部の皆さんとの出会い、教導者養成プログラムなどの経験を経て、少しずつではありますが、私の信念が深まっているのを感じます。この深まりのなかで思ったり感じたりすることが、私にとっての現証利益だと信じています。
今の段階ではベテランのご信者さんがおっしゃるような病気からの快復経験も、御本尊から射す後光も、残念ながら経験したことはありません。しかし、日常の生活のなかでさまざまな変化を感じています。そのなかの一つとして、聞こえは悪いですが、面倒なことが増えました。
それは、お題目をお持ちしているという緊張感があるため、以前のようなだらしない生活ができないということです。部屋に御本尊をお祀りさせていただいているので、掃除や整頓など、今までは「まあいいか」で済ませていたことを、それで済ますことができなくなりました。
その代わり、いつも整然とした部屋で生活できるようになり、気持ちよく過ごすことができています。私に起きた変化の一例ですが、とても大切で重要な変化です。日々の生活に一本の背骨が通ったように、自分を律しながら生活できるということは、仕事はもちろん、仲間との接し方、さらにはこれからの生き方に至るまで、清々しく爽やかになるでしょう。
宗教の本質とは、実はこのような精神を保つことにあるのではないでしょうか。私のようにだらしない人間には、入信の前と後では大きな変化がありました。何よりも実感していることは、人や物、事象や現状に自然に心から感謝することができるようになったということです。仕事柄、日々お客様や生産者の方には感謝しながらの生活が当たり前でしたが、その当たり前のことに対しても感謝できるようになりました。もちろん不平不満がなくなったわけではないですし、嫉妬や恨みといった感情がなくなったわけでもありません。しかし、そのような感情に対しても感謝することができるようになりました。不意に湧いてくる負の感情を、感謝というフィルターを通してプラスの感情へと昇華することができるようになりました。
あるときのご法門で、「ありがとう」の反対は「当たり前」ということを聞きました。目からウロコが落ちた感じでした。どちらの言葉も耳にし、使っている言葉でしたが、改めて、なるほどと実感しました。やや大げさになりますが、日常から当たり前がなくなり、すべてを有難いものとして受け入れられるようになりました。
モノや情報で溢れかえっている現代において、「当たり前」と「ありがとう」の本当の意味こそ、実は最も大切なものの一つなのではないでしょうか。
胸の前で手を合わせての「ありがとうございます」が浄風会のご挨拶です。入信当時は気恥ずかしく、抵抗感がありました。それが今は普段の生活のなかで、ごく自然に手を合わせて「ありがとうございます」と言っています。心からの感謝をお伝えしたいときに自然と出てきます。
私にとっての現証利益とは、すべての物事に感謝する「心」をいただいたことです。
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