信仰の心で捉えればご法様の緻密なシナリオが読める

信仰の心で捉えればご法様の緻密なシナリオが読める

坂入さん

私は母方の祖母の代から続く三代目の信者です。祖母は、たとえ転んでけがをしても、この程度ですんだのはご法様のおはからいだと受け止めるとても熱心な信者でした。それが信仰を持つ人間の生き方なのだと理解してきました。物心がついたときから、常にご法様に護られていることを実感して生きてくることができました。

私が中学のとき、夕方、姉と二人でお看経をいただいていると、右側のローソクがスーツと消えたのです。お看経(かんきん)が終わり、姉と「これは何か嫌なことが起こる。ご法様のお知らせかもしれないね」と話していました。しばらくすると大きな爆発音がし、近所の工場がたちまち炎上しました。消防隊員が「危険だからすぐに避難してください」と呼びかけに来ました。大きな火の粉が家にバンバンぶつかってくるのです。私は「お看経」と大きな声を出し、すぐに姉と二人でお題目を無心でお唱え続けました。

すると一気に風向きが変わり、私の家は類焼をまぬがれたのです。十数件が全焼する大火でした。

娘が3歳のときに総胆管拡張症(そうたんかんかくちょうしょう)という病気が発症しました。先天的なもので、通常は20歳ごろに発症し、その多くが胆嚢がんで亡くなる病気です。娘が発症する日の昼間、私は過呼吸発作で、救急車で病院に運ばれました。そのときの苦しんでいる私の様子を見てショックを受け、その日の夜、発症したのではないかと思いました。娘の病状はかなり悪く、手術ができないほどでした。母親として、これほどつらいことはありませんでした。その後、ご信者さんのお助行(じょぎょう)のなか、手術は成功し、その後も一度も異常が出ず、とても元気です。

総胆管拡張症という病気は、大人になってから発見された場合、ほとんどが助からない病気ですが、10歳までに発見されれば助かる病気だと言われました。でも生後すぐに発見された場合は体力的に手術が難しいようです。娘のように3歳での発症というのは、本当にラッキーだとお医者様に言われました。ご法様のおはからいだと思いました。

このようなありがたいご利益も、世の中の無信心の方のなかには、「たまたま良かっただ け」とか「偶然」という人も多いと思います。でも、たくさんご利益をいただいたなかで私がお題目の力以外の何物でもないという経験が、15歳のときの父親の死です。父は、最期まで当会の信者ではありませんでしたが、ご信者さんたちのご厚意でお題目口唱のなか、息を引き取りました。

生前、色黒の父でしたが、お題目の力はすごいです。その色の白さにびっくりしました。鈴木恩師様から立派なご法名をいただきました。ところが、父方の浄土真宗の親戚がやって来て念仏を唱えると、父の顔の色はみるみる黒くなっていくのです。私たち家族がお題目をお唱えすると、また白くなるのです。親戚に「お題目をお唱えしてください」と母親が必死に頼み、私たちは父のそばを離れず、お題目を一晩中お唱えしたのを覚えています。そのとき、本当にこの信仰は正しいと確信しました。

私の信仰とは、毎朝、お看経をいただき、お題目をお唱えし、できるだけご奉公させて いただくことです。ご先祖様のご回向を大事に、また全国のご信者の皆様の無事を祈っております。

私もいろいろと祈願することがありますが、祈願が成就するかどうかに固執することはありません。すべては、ご法様が私にとって良い方向に瑯いてくださった結果だと信じているからです。

普通の人から見れば偶然と思えることも、信仰の心で捉えれば、そこにはご法様の緻密なシナリオのあることが読めるものです。同時に、信仰の力というものは、時に劇的なご利益をもたらすことがあります。信仰のない人に、こういう話をしてもなかなか信じてはもらえないでしょう。でも浄風会のご信者さんなら、理解し、ありがたいというお話ができます。だからお参詣でご信者さんに会うのが楽しみなのです。過去に一度しか会ったことのないご信者さんでも、なぜか懐かしく、会えてうれしいと感じます。魂の喜びといったものを感じるのです。この喜びは信仰を持つ人間に独特のものではないでしょうか。一人でも多くの人に、こんな気持ちになってほしいと思い、お教化の大切さを感じます。

親として誰もが子どもの幸せを願うものですが、このご信心をお持(たも)ちしてくれるのがいちばんだと思っています。苦しいとき、悲しいとき、うれしいとき、どんなときでも素直な気持ちでご法様に手を合わせる人生を歩んでくれたら、親として何の心配もないと言っても過言ではありません。

子どもたちにはちゃんと、四代目としてこのご信心を継いでもらえるよう、日常生活のちょっとしたところで、このご法に触れるよう心がけています。私自身、何の疑問もなく、このご信心をお持(たも)ちさせていただき、喜びと感謝の気持ちでいっぱいです。

初めての方へ

浄風会の教え

浄風会は、「南無妙法蓮華経」のお題目を唱えることで、誰もが意義ある人生を送れると説きます。また、個人の幸せだけでなく社会の平和を目指しています。

浄風会の教え

全国の会館

全国に16の支部・地区があり、12箇所に会館があります。
各支部・地区ではそれぞれに婦人会やクラブなどの活動もあり、いずれもご見学いただけます。

全国の会館

よくある質問

信者になったら何をするのか、お布施について、入会・退会についてなどの質問をまとめました。その他気になることがあればお問合せフォームからご質問いただけましたらお答えいたします。

よくある質問

浄風会をもっと知りたい方は

まずはお話を聞いてみたい、
質問があるなどの場合

お悩みのご相談でも大丈夫です。プライバシーに関わることはお聞きいたしませんので安心して下記の電話、またはお問合せフォームからご連絡ください。フォームは365日受け付けております。

参詣の様子を見てみたい

東京本部会館

毎週日曜日、午前 11 時から参詣できます。
事前に電話やお問合せフォームでご連絡いただくか、当日直接お越しいただく場合は、
会館内のどなたかにお声がけいただければご案内いたします。

東京本部以外

事前に電話やお問合せフォームでご連絡いただければご案内いたします。

本部

03-5814-3262

火曜~日曜 9:00 ~ 17:30

お待ちしてます!